注意事項

 

空港での機内持ち込み手荷物。

・基本的に一人1個。はさみ、カッターなど刃物類は不可。ハイジャック犯と疑われないように。金属探知器があるので、ポケットの硬貨の入った財布や鍵などの金属製品はあらかじめ機内持ち込み手荷物に移すのがよい。精密機器や貴重品は機内持ち込みにする。

 

パッキング

・野外調査をふくむ実習であることを考え、ハードケースのトランクは勧めない。できれば大型リュックや、大型のボストンバッグ1個に荷物を集中させたい。小型のザックなどを別に用意しておくとよい。ウエストポーチはあまりすすめない。外から見えるところに現金や貴重品を入れないこと。

 

機内:

・行きの便は(おそらく)空席があるので、飛行機がドアを閉めたら、空いている座席に移って構わない。なるべく疲れないように各自で工夫すること。飛行機はB767-300。座席は2,3,2の配置である。中央3列の席を確保できればかなりゆったり眠れる。

 

入国審査カード及び入国審査

・到着までに記入のこと。英語の質問だが、見本を回すのでそれを参考に記入する。日本語訳は別ページに掲載。申告関係は全部Noにチェックをする。滞在先はFiji MocamboCrow’s Nestでよい。

Occupationstudentでよい。

・渡航目的の欄は基本的に観光Holidaysで通すこと。いろいろ説明するとややこしくなる。

 

荷物受け取り

・我々の荷物は東急のタグをつけてもらうのでわかりやすいはずである。ほとんどチェックされることはないが、空港で受け取る引換証をなくさないこと。

 

植物検疫・税関

・すべての荷物をエックス線検査に通すことになる。

Nothing declareでさっさと通過すること。もたもたしていると暇をもてあましている税関職員につかまって、荷物を開けさせられることになる。

 

空港を出る時の注意

ATS Pacificの方が出迎えてくれる。このとき航空券を回収するので注意。回収した航空券は、ATSでリコンファームなどの手続きを処理してくれる。パスポートは各自保管のこと。入国審査の時に入国カードの青い小さな半券を挟んで渡されるが、出国時にその半券が必要なのでなくさないようにする。

 

両替について

・7月下旬の時点で、カード払いの換算レートは1FJ$=68.2円だった。現金の場合74円程度だったので、1割弱ほど得になる。市場や個人商店での買い物ではフィジードルの現金が必要だが、それ以外はカード払いができればその方が有利。空港では24時間両替が可能。

 

行動について

・自由時間の行動は、必ず行き先と帰着時間を引率者に明確にしておくこと。できるだけ単独行動は避ける。安全な土地だが、日本と異なる文化や社会背景を持つ外国である。慎重に行動して欲しい。無線を携帯すること。

・何らかの事情で帰りが遅れる場合などは、電話などで可能な限り連絡を入れること。

連絡・問い合わせは萩谷のいる部屋に。

集合時間を守ること。

・体調が悪い場合は早めに教員、アシスタントに申告すること。

・特にアルコールについて注意。翌日の行動に差し支えないように。

・迅速に行動できるよう、荷物をなるべくまとめておくこと。

・他の客や隣室に迷惑がかからないよう、騒音を出さないこと。

・宿の従業員、道で出会った観光客にもできるだけあいさつすること。

 

気候

・南半球の冬にあたる乾季であり、最低気温が17度程度になるので、寝る時に冷えないように注意。昼間は30度前後まで気温は上昇する。紫外線は強いので日焼け対策は万全に。

・蚊はいるので、虫除け、虫さされの薬などの用意があった方がよい。蚊取り線香は教員が多めに持参する。どの宿も網戸はあるが、クリーニングの際などに従業員が開け放しにするので、部屋の中に紛れ込んでいることがよくある。マナ島では蚊取りマットが各部屋にある。乾季であり野外ではそれほど蚊はいない。

・大陸から離れていて、陸上に危険な動物、毒虫などはいない。マラリアなどの伝染病もない。

 

食事など

・水道水はいずれの宿でも飲用に適するが、心配であればいったん沸騰させることをすすめる。

・村では乾期のため水が不足気味である。簡易水道の水をもらう場合は大事に使うこと。流しっぱなしにしない。特に必要がなければ使わない。

 

水泳

 珊瑚礁では、リーフを外れると急に水深が深くなるので注意が必要である。風や波に流されることへの注意も必要である。シュノーケリングの際はインストラクターの指示に従うこと。

 

マナ島

・島の東側の山は信仰対象であり、立ち入らないこと。また島内に遺跡もあるので注意する。海岸はパブリックエリアであり、誰でも歩いて構わないが、岩場など安全に注意。サンセットビーチの東側には4軒の欧米人の家があるので、これも立ち入らないように。Lookout Pointと飛行場の間には、従業員宿舎の村がある。特別な必要がない限り立ち入らないこと。

・ゲストランドリーがあるので、洗濯はここでできる。

・ホテルの指示(別紙)に従うこと。