フィジー自然体験実習・2008現地報告

 →2008実習関係データ 直前打ち合わせ報告



9/2朝ナンディ空港にて、バスで出発の風景。

*出発

第1日 9/1

*成田

 #萩谷はすでにフィジーのため、この部分は情報なし。

 →誰か・・の記録、へ


第2日 9/2

 5:30起床。お湯を沸かし、荷物の片付け。嶋田先生、中島先生らスバ飛行機組のために、2万円分のフィジードルを別に用意する。ソフィーに渡す藤井さんの卒論ボーリングコア分析データ、柱状図をUSBメモリに移す。DVDをバッテリーに交換、長期移動に備える。

 インスタントコーヒーを飲みつつ、webサイトの更新。改訂。どこでアップロードできるかはわからないが。カップをつかみ損ねて思い切りコーヒーをこぼす。注意力に問題ありか。6:40荷造り準備完了。バッテリー充電のためだけ、PCと充電器をつなぐ。書けるだけ書いておこう。7:00チェックアウト。7:10空港へ到着。スバ国内線組3人、大町先生、七島さんが出てくる。

 出迎えてくれたイノケさんと再会。

 国内線組をカウンターに連れて行き、チェックイン、スバでの移動について説明し、別れる。8:20バスに乗車。8:25出発。途中、フィジーのあれこれについて、車窓の風景とともに解説するが、疲れている学生は大半が夢の中。コーラルコーストをすぎたあたりで、僕もくたびれて少し寝る。トイレ休憩もなく11:30スバに入り、予定より早く11:40USP到着。

 USP(南太平洋大学)構内を歩く。

 ソフィーの携帯電話に連絡を入れ、セミナールームに向かうと知らせる。11:50セミナールームへ。Khasai先生、Sophieが来て、今週末から実習で一緒になる地球環境科学2年の学生たちを挨拶に連れてくる。我々との実習は正課科目ES203(一般地質学)のシラバスに明記されている。Khasai先生によるUSPの紹介。時間に余裕があるので、説明も長めだが、質疑応答の時間を長くとる。USPの特殊性について、詳しく説明し、中島先生からそれだけ広範囲から学生を集めると、レベルの差が大きいのではないか、英語は大丈夫か、特別クラスを用意するのか、学費はどうしているのか、などと厳しいツッコミが入る。

 学生のY君が立って質問。女子学生の比率が増えていることについて。Khasai先生に受ける。これは世界的な傾向だが、家庭に閉じこめられがちだった女性が次第に社会に出てくるという傾向があり、それはたいへんよいことだ、という話。

 続いてSophieがガリマーレでの彼女の修論テーマとこれまでの成果について説明。日本滞在時の写真がけっこう出てきて、懐かしい。一緒にフィールド調査時に同宿していた、七島さんがプレゼントを渡していた。続いて、井上先生の指導している院生V.Chandraさんの研究発表。フィジーアゲハの生態観察と分布について。これまで幼生の存在、食草が確認されていなかった、フィジーアゲハを飼育観察し、新たな知見を得たことを説明。僕が日本語で研究の経緯と価値を説明する。

 最後に日本側のスタッフ、学生が一人ずつ立って、USP参加者に挨拶、簡単に自己紹介。なかなか面白い紹介をする学生がある。13:10終了。荷物を部屋に置かせてもらって、カフェテリアに食事に行く。

USP構内を移動。

 中華カフェテリアで並ぶ。混んでいるのでセミナールームに戻って食べることにし、ランチパックにするよう指示。13:40、ソフィーに鍵を開けてもらい、食事。スプーンがない学生が何人か出て、取りに行く。

直訳すると赤豚炒め。中華ハムのことをレッドポークと表記したらしい。

 14:00退出。バスへ移動。14:20フィジー博物館到着。まとめて入館料を払い(1人5$)、見学。無線機をマイク代わりに僕が簡単に解説。トイレに行きたかったのでついつい早足になり、15時過ぎに全部を回りきってしまう。自由行動にして、僕は文献(Domodomo、博物館紀要)を2冊購入。2年前の論文に、我々の調査地域の遺跡のひとつが出ている。700年前だというので、ひとり興奮する。買おうとすると、レジのおばさんがこれもいいぞ、あれも買え、とうるさい。中身で選んでいるのがわからないのだろうか。彼女は中身を見もしないからなのだろうが、表紙でこれがいいとか、新しいからこれがいい、という。これでは空港の土産物ショップのうるさい店員と変わらない。買い物を終えて外に出ると、学生たちは敷地内のサーストン公園で写真を撮っている。15:40出発。バスで来た道を戻る。途中、スバの出口で刑務所と墓地とゴミ捨て場の3点セットのうち前者2つを撮る。

 17:55クロウズネスト着。部屋割、荷物運び。荷ほどき。中島先生に無線の使用法説明。各自で夕食をとるよう指示。多くの学生が隣のカサブランカホテルのピザハウスで食事したようだ。教員は上でハッピーアワー。夕食。17ドルくらい。僕はスープのみ5$。中島先生はめざとく椰子の葉の間に三日月をみつける。夜空を見ていると、ケンタウルス座までは見えるが、どうしても南十字星が出ない。雲間に少し上の星が出るときがあるが、それでは十字にならない。蠍座はわかるし、天の川もわかる。寺阪さんと大町先生が三脚を出して一眼レフのデジカメで撮影。肉眼よりくっきり天の川がわかるのはすごい。20時、部屋に戻り明日の指示。蚊取り線香の配布。アルミホイルで大町先生が器用に蚊取り線香立てをつくって学生に持たせる。矢ヶ部先生にビデオの電池の充電依頼。充電ケーブルがなくて困っていたのだが、幸い大学のメディアセンターから借りた機材が同じソニーなので、充電池の使用が一緒で、専用充電器が使える。大町先生がコーヒーを出してくれる。インスタントでない、ドリップ式のコーヒーはありがたい。夕食前につながった無線LANが不調。ダイヤルアップも認証ではねられる。やはりまた国外との通信不能なのか?

 学生対応しつつ、ときどき意識不明になる。七島さんと明日の行動打ち合わせ。コロニサガナ村に回収しに行くことにする。無線機を渡す。村にお礼に持っていくものの確認。24時、電気を消して就寝。2:50、起き出して記録付け。4:00、通信を試みる。やはりpingが通らない。朝にならないとだめか。もし修理が必要なら、午後にならないとダメだな。行きがけにシンガトカのインターネットカフェを試してみよう。前回の障害時にはvodafoneも全部落ちたというので、レンタルの携帯電話をいじってみる。料金通知は来るから生きているようだ。USPで


第3日 9/3

 いろいろ考えている間に眠れなくなり、そのまま夜明けの6時。お湯を沸かし、シャワーを浴びる。お湯を出そうとすると、水か熱いお湯かしか出ない。周期的に入れ替わる。まるで姑の嫁いびりみたいな出方だ。なんとか頭を洗い、出る。プリンターとスキャナのセットアップ。小学校向けに写真と実習計画書を印刷する。7:00、あわててレストランに行く用意をする。学生U君から無線レストランに行っていいのか聞かれて、行き方を答えたあと、全員向けに起きていますか放送。女子部屋からいま起きたとの返事。まあ、あわてなくてもいいよと言っておく。どうせ時間に行っても準備はできていないのだから。7:20、フルーツを配り始める。7:40、ラウトカからのバス到着。運転手と話し、朝飯食ってるから8:30まで待てと説明。のりのいい兄さんだ。レセプションでネットにつながらない件を説明。いつものできるお姉さんなので、有線のLANを貸してくれる。試したがやはりダメ。プロバイダの問題だと説明する。「ときどきあるのよ。まあ、午後には直るでしょう」とフィジーらしい返事。こっちはけっこう青ざめているのだが。

 レストランに戻る。7:50レストランに戻る。まだまだだ。やっとトーストと紅茶。8:00、しびれを切らして部屋に戻り、準備。ネットの件は仕方あるまい。全土でダウンだったら、シンガトカでも同じだろう。

 8:40バス出発。8:52シンガトカ着。9:15まで、昼食の購入、儀式用カヴァの購入など。マーケットの中で1kg35$のwakaを2本、つくってもらい、買う。産地を聞くと、ビチレブ島のハイランド、Navosaだという。Navosaはこれから行くガリマーレもそうなんだが。あのへんではカヴァはできないにせよ、地元のものを買って持って行くのは悪いことではあるまい。カヴァを車内に置き、寺阪さんの分と2人分の弁当を買いに出る。9:10戻る。MHでレジ処理中に停電があったそうで、4人ほど遅れる。9:20出発。10:20コロニサガナ着。Lepaniさんが出迎えに来る。日曜にイノケさんが来た話をする。明日以降の簡単な打ち合わせ。僕が書いてイノケさんに渡したメモを持っているので、大丈夫だろう。学校の方もうまく手配したよ、というので、大いに感謝する。Sukeはどうした?というので、誰だろうと思うが、2005に来たSuke!、Suke!・・という話からするとたぶんYosukeで、桜井洋輔君のことらしい。 スルを巻いて、村に入る。

 10:30セブセブの儀式。ペナさんがタノアの番をしている。簡略式でやってくれる。後ろに小学校訪問があるので、時間がおさないように配慮してくれたのだろう。11:08セブセブ終了、外に出る。11:16、卒論でお世話になったので挨拶回りをする七島さんをコロニサガナに残し、我々は川岸に移動。同乗したLepaniさんとPenaさんが、バスで川岸まで行けるから、というのでつっこむが、なるほど乾季で水たまりもなく、道も修繕されているようで、渡河点そばまでバスで乗り付け。初年度以来かもしれない。11:30、地図とクリップボードを渡し、自分の位置の確認。地形図の読み方を練習。11:54向こう岸に渡河開始。LepaniさんとPenaさんが船頭をしてくれる。今回はボートではなく、竹の筏「Bilibili(ビリンビリ)」で川を渡る。渡河にはライフジャケット着用。水位はかなり低い。少し上流でおばさんがつりをしている。

 新しいビリンビリで川を渡る。

 河原で石拾い。重要だと思う石を5個集めてストーリーをつくる。月曜にUSPの学生にもやらせる気なので、あまり詳しくはやらないが、火成岩と堆積岩の区別、斑晶や気泡の有無など、予習してきた事項を確認する。めのうの破片を見つける人が多い。それと様々な色をした、凝灰岩。石灰岩に塩酸をかけて確認。嶋田先生が珪化した珊瑚の化石を拾う。保存が良くて珍しい。中島先生は色の違う石を集めているらしい。意外にみんな熱中している。

めのう脈を拾ったY君。彼はめのうマスターのようだ。

 12:50、再び対岸に戻り、昼食。13:10完了。撤収。13:20、ガリマーレ小学校にバスで乗り付ける。わらわら小学生がわいて出る。どうやら教室移動をさせるらしい。先生方に挨拶。なんだか、いろいろ準備してもらっているらしい。校長先生を紹介される。全校生徒が一室に集まって、歓迎のセレモニーをやるのだという。なんだか話が大ごとになっている。

 いすが人数分用意されていて、向かい合わせでシートを敷いた床の上に全校生徒が座る。セレモニーだというので、とりあえずスタッフを前にして座ってもらう。まず歌で歓迎。司会のLeone先生は原稿を用意している。校長先生の学校の歴史についての説明。なんなんだこの歓迎ぶりは。こどもたちはキラキラした目でおおはしゃぎだ。促されて僕が日本側を代表してスピーチ。2003年からのUSPとのフィールドワークのことなど。小学生にわかるように、geologyやvegetationではなくstudy rocksとか、plants、waterに言い換える。伝わったかどうか。

 セレモニーで時間をとってしまう。15時には出たいので、ちょっと焦る。14時過ぎ、学生を4班に分けて、それぞれ教室で児童をあいてに自分たちの説明をしてもらう。おっちょこちょいも含め、いろんなこどもがいるが、おおむねまじめに聞いている。

だるまさんが転んだ、を教える。

 特別授業が終わると、ジュースと果物のテーブルを用意してくれている。食っていけ、飲んでいけという。来週火曜にまたくるから、今回はこれで。次回はゆっくりできるから、と、ふりほどくのに苦労する。いつのまにか地元の若衆がカヴァをやっていて、1杯だけつきあう。ギターで歌を歌う。なんだかお祭りのようになってきた。

 15時出発。コロニサガナで七島さんをピックアップ。なかなか出てこないので、学校を終えたばかりのこどもたちに取り囲まれる。16時シンガトカ。買い出し。僕と大町先生は別行動。17:20終了。17:40宿で合流。着いてみたらクロウズネストは停電中。したがって宿のサーバーもダウンし、ネットにまたつなげられない。なんなんだこの通信状況は。日没がきれいになりそうだというので、海岸に出てみる。学生たちが海岸で遊んでいる。ちゃんと石を見ろ、と思うが、言わない。日没はきれいだった。そのうちレセプションに電気がつく。

 ネットにつなぎ、1日ぶりのたまったメール送信。web更新。19:00部屋に戻るが、疲れていてくたばる。夕食の支度は矢ヶ部先生と田中先生に任せてしまう。20:20夕食。カレー。21:00、七島先生の卒論の説明。遺跡調査の話。家屋の話。地形の話など。22:10終了。明日の調査の班分けをする。解散。23時、ようやくフィジービタータイム。23:50、疲れていて何もできず、寝る。


第4日 9/4

 5:15起床。記録付け、写真の整理。植生調査用の調査票印刷。梅昆布茶で生き返る。6:45、web接続。アップロード。

 。

 。

 。


第5日 9/5

 

 シンガトカ川をわたる。

 地図上で自分の位置を確認。

 鍾乳洞前で昼食。

 地層の走向・傾斜を測る。

 。

 。


第6日 9/6

   。

 。

 。

 水質調査。

 石灰岩分布域の森林。

 フィジーオオコウモリ。


第7日 9/7

 


第8日 9/8

 


第9日 9/9

 


第10日 9/10

 


第11日 9/11

 


第12日 9/12

 


 フィジー実習2008に戻る →フィジー実習2008直前報告


H.Hagiya 2008.9.2-