フィジー自然体験実習現地下見 2004.3


あわてるな! パスポートと財布!

通常の旅行の用意で構わないが、注意すべきこともあるので以下をよく読むこと。

1)服装

 藪に入るので長袖、長ズボンの用意。少なくとも2セット。現地は雨期で、スコールに降られるおそれがある。 タベウニとスバは雨が多い。

 襟付きのシャツを1つ用意しておく。特に首都スバで着用の必要が生じることがあるかもしれない。

 着替えを3日分くらい。あとは洗濯する。Holiday InnとTokatokaにはゲスト用洗濯機あり。またシャツなどは現地で購入する手もある。女性はセブセブの際にスル(巻きスカート)が必要なので、早めに用意しておくこと。FJ$7〜22程度(500円から1500円)で購入できる。宿、リゾート地以外では暑くても肌の露出を控えること。

 サンダルを1組。ホテルでの室内履き、散歩などに便利。コーラルコーストの海は裸足で歩くのは無理かもしれない。

 足首をしっかり保護する靴。軽登山靴、トレッキングシューズ程度のもの。山を歩き、川を歩き、スコールで斜面を滑り下りる。釣り用のスパイク付き地下足袋もよい。濡れたときのための替靴もひとつ用意したい。

 日焼け対策を万全に。3月は現地では真夏。日差しが強い。雨期とはいえ降りっぱなしではなく、晴れると紫外線は強い。

 海に入りたい人は水着を。シュノーケルなどは通常、宿で貸し出してくれる。なお、スバでの海水浴は勧めない。(スバらしい海)

 車酔い、船酔いする人は、ふだん使っている酔い止めの薬を用意した方がよい。 今回は長時間の移動が多い。

2)記録関係

 デジカメは自分で用意できる人は使い慣れたものを。ビデオカメラは希望者があれば一括して環境情報学部から借用する。

 ポラロイドカメラがおすすめ。子どもも大人も写真が大好きなので、その場でプリントできると村で人気者になれる。

 通常の筆記具は必要。色鉛筆、定規が必要。地図や方眼紙などは教員が用意する。

 液晶プロジェクターは今回も持参する。必要があれば映像(DV)、画像も映写できる。

3)電気製品その他

 懐中電灯(村に電気はなく、足元が見えない。宿でも必要な場合がありうる)

 乾電池は現地の店で買えるが高価。できれば充電器付の単三ニッケル水素電池などを日本から持参するとよい。量販店で4本セットで\2580程度。国際対応のもの(現地は240V)がよい。

 電源プラグはハの字型の変換コネクタが必要。成田空港でまとめ買いする予定。

 パソコン関係は、電源さえ注意すれば使える。モデムは日本の設定で使えるが、インターネットはネットカフェか、どうしても必要な場合は相談を。

 ひげそりなどは電池式のものを勧める。ドライヤーは電圧の問題があるので宿のものを使う。100Vの端子は高級な宿では洗面所にある。

4)現地で買えるもの

 飲み物。安いFiji Waterでいいが、この時期の調査では暑いので2リットル入りの1本を1日で飲み干すと思っていい。水は生命線。甘い飲料は飲むとかえってのどが渇く場合があるので注意する。

 食料。生の食品類は検疫で引っかかるので持参しない。ただし、日本茶のティーパックなど密封包装してあるものは大丈夫なので、好みに応じて。

 何日かは自炊するので、少量の調味料は持参した方が無難かもしれない。市場では雨期にはフルーツが多く、野菜がやや少ない。

 おみやげに関して、確実にフィジー産といえるお土産は、石けんと砂糖。カヴァ粉末、カレー粉など。 コーヒーやマカダミアナッツもあるにはあるが、純国産とは言えない。スーパーのサバ缶の方が確実に国産。フィジービターは缶入りを免税店で売っている。

 木製民芸品は物騒な由来があるのと高価なので勧めない。キャッチセールスに注意。

5)野外調査関係

 タオルまたは手ぬぐい。帽子。

 トイレットペーパー。いざというときに必要。キッチンペーパー。使い道は多い。軍手もあったほうがよい。

*教員が用意するもの

 無線機、携帯電話、

 業務用カメラ、液晶プロジェクター、デジカメ用マルチメディアアダプタ。

 デジタルビデオカメラ、テープ。 USPメンバーへのおみやげVTR。

 クリノメーター、ハンディGPS、地図コピー。

 移植ごて、蚊取り線香 (蚊は出ます。)


H.Hagiya 2004.2.21